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徒然ぶろぐ

2026.08.15

車検は何日かかる?依頼先別の預かり日数と短く済ませる段取り

車検は何日かかるのかという問いへの答えは、事前に予約したうえで整備工場に持ち込む場合、おおむね1日から3日です。

ただしこの数字は、整備士が車に触れている時間ではありません。実際の作業は数時間で終わることが多く、残りは検査場への持ち込みや部品の到着、書類の処理に費やされています。つまり預かり日数は、作業の量ではなく段取りの組み方で決まる部分が大きいのです。この記事では日数の内訳を分解しながら、依頼先ごとの目安と、満了日から逆算した予約の立て方までを見ていきましょう。

車検は何日かかるのかを最初に整理する

一般的な自家用乗用車であれば、車を預けてから受け取るまでの期間は1日から3日に収まります。事前予約をしたうえで持ち込み、大きな不具合が見つからなければ、多くの場合は翌日か翌々日に戻ってきます。検査設備の整った工場に依頼できたのであれば、朝に預けて夕方に受け取る形も成立するでしょう。

一方で、点検と検査の実作業に限れば、所要時間は1時間から3時間ほどです。自家用乗用車は1年ごとに29項目、2年ごとには計60項目の法定点検が必要とされていますが、経験を積んだ整備士であれば流れ作業として進められる範囲でしょう。速さを売りにしている店舗が最短で数十分と掲げられるのは、この実作業だけを切り出して数えているからです。

(出典:国土交通省「点検整備の種類」

1週間以上かかるのは、保安基準に関わる部品の取り寄せが発生した場合にほぼ限られます。輸入車や年式の古い車で在庫を切らしていると、到着待ちで日数が一気に伸びるのです。逆にいえば、部品の手配さえ発生しなければ、1週間を超えることはまずありません。

作業時間と預かり日数を分けて考える

車検の日数を読むうえで最初に必要な整理は、実作業の時間と車を預ける日数を別のものとして扱うことです。前者は工場の技術と設備で決まり、後者は工場の混雑と手続きの経路で決まります。この2つを混ぜたまま比較すると、45分で終わると書かれた店舗と3日かかると書かれた店舗が、同じ物差しの上に並んでいるように見えてしまうのです。

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預かり日数のうち、整備士が車に触れていない時間は意外に長いのです。日数を短くしたいのであれば、作業を急がせるのではなく、待ち時間が発生する箇所を減らす発想を持つほうが現実的でしょう。

預かり日数を決めているのは2つの分かれ道

依頼先の看板が何であるかよりも、検査を自社で完結できるかどうかと、交換部品を待つ必要があるかどうかの2点が日数を大きく動かします。認証工場は運輸支局などへ車両を持ち込んで検査を受ける必要があるのに対し、指定工場は自動車検査員が検査を行って保安基準適合証を交付でき、車両の持ち込みを省略できます。この違いが、そのまま日数の差として表れるのです。

(出典:国土交通省「認証工場と指定工場の違い」

検査は平日の限られた時間帯にしか受け付けておらず、金曜日の夕方に整備が終わった車は月曜日まで検査を受けられません。工場の腕とは無関係に、暦の都合だけで2日が失われる計算です。予約の際に指定工場かどうかを確認するだけで、日数の見通しは立てやすくなります。

もうひとつの分かれ道が部品です。消耗品であれば当日中に届きますが、車種専用の部品や電子制御に関わる部品は取り寄せとなり、在庫を切らしていれば数日が加わります。前回の車検で交換をすすめられた箇所があるのなら、その記録を持参してください。

依頼先ごとの預かり日数の目安

依頼先別に見ると、ディーラーで2日から4日、民間の整備工場で1日から3日、車検専門店で数時間から1日、カー用品店で半日から2日、ガソリンスタンドで1日から3日が目安です。ユーザー車検は検査そのものが1時間ほどで終わりますが、平日の予約枠を自分で確保する手間がかかります。

ただしこれは業態が生む差というより、各業態が典型的にどちらの設備を持っているかを反映した結果です。カー用品店とガソリンスタンドは、自社に検査設備を持つ店舗と提携工場へ回す店舗が混在しているため、予約時に確認しておくと確実でしょう。日数以外の観点も含めた依頼先の選び方は、別記事で詳しく扱っています。

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予定より日数が延びるのはどんなときか

日数が延びる原因は、繁忙期の混雑、部品の取り寄せ、追加整備の判断待ち、書類の不備、そして休業日の5つにほぼ集約されます。なかでも影響が大きいのが、年度末に需要が集中する構造的な混雑です。国土交通省の報道発表資料は、車検需要が年度末に集中しているため、この時期は予約が取りづらく、整備士も残業や休日出勤に追われるという問題が生じていると説明しています。2月から3月は通常より1日から2日多く見ておくと安心できます。

(出典:国土交通省 報道発表資料「来年4月より、車検を受けられる期間が延びます」

追加整備の判断待ちも見落とせません。点検中に想定外の不具合が見つかったとき、工場は利用者の返答を待たなければなりません。日中に電話へ出られないのであれば、判断の基準と上限額を先に伝えておくと、その待ち時間をまるごと省けるのです。自動車検査証と自動車損害賠償責任保険証明書、そして自動車税の納税証明書は、預ける前にそろえておいてください。運輸支局は土曜日と日曜日、祝日には開いていないため、認証工場に週末をまたいで依頼すると検査が翌営業日以降にずれ込みます。

日数が短い車検は整備が雑なのではないか

短い日数で終わる車検が、整備の手を抜いた結果であるとは限りません。法定の点検項目は法令で定められており、どの工場に依頼しても実施すべき内容は変わらないためです。日数の差が生まれる主な理由は、点検を省いたからではなく、検査場への移動と待機という工程を持っているかどうかにあります。

とはいえ、短さだけを基準に選ぶことには注意も必要でしょう。短時間での完了を掲げる場合は作業範囲を定型化していることが多く、その枠を超える整備は別扱いとなります。経年で複数の箇所に手を入れるべき車では、必要な整備が後回しになる可能性は否定できません。短い日数のデメリットがあるとすれば、この一点に集約されるでしょう。見極めの手がかりは、点検記録簿の記載と見積書の内訳です。立会いで見積もりを説明してもらえるのであれば、短い日数と整備の質は両立できます。

満了日から逆算して予約する

車検の日数で困らないための最善策は、満了日の直前に駆け込まない段取りを作ることです。継続検査は有効期間の切れる2か月前から受けられると案内されています。以前は1か月前からでしたので、余裕を持って計画できる幅が倍に広がりました。この期間内に受検すれば、残っている有効期間が失われることもありません。

(出典:国土交通省 自動車検査登録総合ポータルサイト「継続検査(車検)」

予約そのものは満了日の3か月前を目安に決めておき、入庫は2週間前から3週間前に置いておくと安心です。部品の取り寄せで数日延びても、満了日までに余白が残ります。軽自動車も考え方は同じで、車種の区分ではなく検査を自社で完結できるかどうかで日数が決まるのです。車を預けている間の移動手段も先に決めておいてください。

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京都府八幡市で車検の日数に迷ったら井上自動車にご相談ください

株式会社井上自動車は近畿陸運局の指定工場であり、自社の完成検査場を保有しています。点検から整備、完成検査、車検の手続きまでを自社工場の中で一貫して行えるため、運輸支局へ車両を運ぶ工程が発生しません。預かり日数を延ばす最大の待ち時間を構造的に持たないため、日数の見通しを立てやすい体制です。

事前にご予約いただいたうえで、基本は1泊2日でのお預かりとなります。交換が必要な部品の内容によっては、2泊3日をいただく場合もございます。高年式で走行距離が少ないお車であれば、朝にお預けいただいた車を夕方にお返しする1日車検も可能です。いずれの場合も、事前のお見積もりをおすすめしています。交換部品をあらかじめ手配でき、お客様にも費用をご準備いただく時間が生まれるため、当日の待ち時間と想定外の出費を防げるからです。整備に入る前には立会いでお見積もりを行い、どこをいま直すべきかを一緒に確認したうえで料金を確定させます。お預かりの間の移動手段として、代車を約15台ご用意していますので、お仕事で車を使われている方も予定を止めずに済むでしょう。

営業時間は平日が午前8時30分から午後6時まで、土曜日が午前8時30分から午後5時までです。定休日は日曜日と祝日、そして第二土曜日となっております。ご予約はオンラインのほかLINEからも承っておりますので、まずは満了日と車種をお知らせください。事前のお見積もりとあわせて、おおよその預かり日数の見通しをお伝えします。


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よくある質問

車検は何日かかるのが一般的ですか

事前に予約したうえで整備工場に持ち込む場合、1日から3日が一般的です。井上自動車では基本は1泊2日でのお預かりとなります。指定工場で部品交換が発生しなければ1日で終わることもあり、認証工場で運輸支局への持ち込みが挟まる場合は2日から3日を見ておくと予定を立てやすくなります。

車検は何時間で終わりますか

点検と検査の実作業だけであれば1時間から3時間ほどです。ただし実作業の時間と、車を預けてから受け取るまでの時間は別のものですので、予定を組むときは後者を基準に考えてください。

車検に1週間以上かかることはありますか

あります。多くは交換部品の取り寄せが原因で、輸入車や年式の古い車、電子制御に関わる部品が必要な場合に長期化します。通常の点検整備だけで1週間を超えることはまずありません。

車検はいつから受けられますか

有効期間満了日の2か月前から受けられます。以前は1か月前からでしたが、令和7年4月に受検できる期間が広がりました。この期間内に受けた場合、残っている有効期間が失われることはありません。

車検は何日前に出すのがよいですか

満了日の2週間前から3週間前が目安です。部品の取り寄せや追加整備が発生しても満了日までに余白が残るため、慌てずに済みます。あわせて、入庫の前に見積もりを受けておくと、交換部品の手配と費用の準備を先に進められるので、預かり日数も読みやすくなります。

車検が切れてしまった場合はどうすればよいですか

その車を動かさずに、まず整備工場へ電話でご相談ください。仮ナンバーの取得か積載車での引き取りが必要となり、通常より2日から3日ほど余計にかかります。

参考文献

国土交通省「自動車整備工場には認証工場と指定工場があります。その違いは?」

国土交通省「点検整備の種類」

国土交通省 報道発表資料「来年4月より、車検を受けられる期間が延びます」(令和6年6月25日)

国土交通省 自動車検査登録総合ポータルサイト「継続検査(車検)」

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